「高いんですよ」と
言われたとき、
その先生はこう返した。
自宅の八畳から、1,200円で始まった治療院。それが今、15分で19,800円になっています。
値上げのたびに、お客様は離れていくはずでした。けれど、離れなかった。
単価アップの裏側にあったのは、うまい伝え方ではなく、順番と、覚悟の話でした。90分の記録です。
進行 北 奈央(リアン株式会社) 読了目安 約16分
この対談の完全版は、動画でご覧いただけます。以下は、当日の内容を記事として再構成したものです。
数字の話も、笑いも、間合いも残っていますので、お時間のある方はぜひ動画でお楽しみください。
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値上げは、価格より先に「順番」を変える
必要な単価は、目標から逆算すれば出ます。問題はその後です。その値段を自分が言い切れる状態をつくってから伝えたから、お客様は離れなかった。順番が逆だと、値上げは裏切りになります。
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「高い」と決めているのは、たいてい自分のほう
高単価・低単価という区分けは、こちら側の勝手な解釈です。1万円に上げたとき、長年通う患者さんから返ってきた言葉は「元々、安いと思って来てました」でした。
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高単価とは、約束であり、覚悟である
その人が自分の家族だったら、同じことを言うか。そこまで腹の決まった言葉だけが、値段を超えて届きます。値段を上げることは、その分を返しますという宣言でもあります。
プロの競輪選手を目指すも道を断たれ、トレーナーの専門学校へ。日本とアメリカのトレーナー資格、柔道整復師を取得。滋賀県大津市で「ポキポキしない」整体院を主宰し、整体と運動療法を組み合わせて、痛みを取るところから機能の回復までを担う。この23年で17名のプロアスリートを世に送り出した。施術家向けのセミナー講師としても全国で活動している。
インナーケア・健康食品メーカーとして、全国約2,000店舗のサロン・治療院の成功に伴走。「大切な人を大切にする」を理念に掲げ、商品を卸すだけのメーカーではなく、経営・教育・理念の浸透までを共創する立場をとる。比叡山にて出家得度。最澄の「一隅を照らす」を自らのミッションの出典としている。
CHAPTER 01八畳の自宅と、1,200円という値段
北 奈央(進行)田中先生は、小学校の夢の作文にもう「治療家になりたい」と書かれていたそうですね。そのスタートは、どこからだったんでしょうか。
田中 教尋自宅です。実家の八畳を改装して始めました。いちばん最初は、カーペットも穴が開きまくってるし、カーテンも十年ぶら下がったままやし、そこらへんにゴキジェットが置いてある。そんなところに、三百万円もする治療機器だけが置いてあるという状況です。
北 奈央(進行)三百万円の機械で、施術料金はいくらだったんですか。
田中 教尋保険も使って、1,200円でした。初診の方で2,000円。周りの値段を全部調べて、うちがいちばん高いなって。……200円ぐらいですけどね。
三百万円の機械を使って、1,200円なんですよ。
田中 教尋ここで初めて言いますけど、その三百万円のリース、何回も支払いが止まってます。二ヶ月同時に落とされるみたいなことも、普通にありました。
時 昴いや、それはなかなかですね。
北 奈央(進行)そこから、何が変わったんですか。
田中 教尋ちょうど十年前です。とある異業種交流会で「マーケティングっていうのをやったほうがいいよ」と教えてもらって。それが耳に残っていたときに、治療院専門のマーケティングセミナーが無料で受けられる、というのを見つけたんです。刺さってるから、一旦受けてみるかと思って参加しました。
CHAPTER 02手が震えた、1万円
田中 教尋そのセミナーで、まず「田中先生は、いくら稼ぎたいんですか」と聞かれるんですよ。ゴールセットですよね。仕事やったから年間1,000万は稼ぎたいですよ、と答えました。前の月の売上は、20万でしたけどね。
田中 教尋じゃあ月に83万。一日に何人見れますかと聞かれて、十人ぐらいが限界かなと。そこまで出したら、単価を1万円にしなきゃいけない、という話になるわけです。
北 奈央(進行)それまでは、おいくらだったんですか。
田中 教尋そこまでに少しずつ上げていて、5,000円の方と6,000円の方が混在していて、保険の方も見ていました。そこから1万円にしなきゃいけない。……もう、めっちゃ手が震えるんですよ、1万円という料金に。
北 奈央(進行)既存の患者さんには、どう伝えたんですか。
田中 教尋もう、何も迷わないわけですよ。「次からお願いします」って、普通に言うんです。次から値上げします、と。
北 奈央(進行)……離れた方は。
田中 教尋ほぼ、こぼれなかったです。保険の方はいなくなりましたけど、5,000円、6,000円で見ていた方は、1万円でも倍じゃないですか。だから聞いたんですよ。なんで、やめへんかったんですかって。
田中 教尋そしたら「いや、元々安いと思って来てましたよ」って。大阪の豊中から毎週来てくれてる人にも、そう言われて。ずっと安いと思ってくれてたんや、と。
なんで、もっと早く言ってくれへんの。
図|値上げが「裏切り」にならなかった順番。多くの場合、STEP 2 を飛ばして STEP 3 だけが行われます。
CHAPTER 0370万、200万、400万。そして、30万。
田中 教尋本当に素直にやって、そのセミナーの一ヶ月目の月が、70万になりました。20万から70万です。それまで、こんな数字を上げたことがなかった。
田中 教尋で、よし100万行くぞと思ってやっていたら、二ヶ月目が200万行ったんですよ。自分の家の片隅の、切ったらないようなところでです。三ヶ月目も200万。これはちょっといけるな、と思いました。
北 奈央(進行)そこで、次の投資をされるんですよね。
田中 教尋認定講師の先生に「そんだけ成果出してるから、絶対にホームページは持ったほうがいい」と言われて。いくらですかと聞いたら、120万すると。普通やったら高いと思って出せへんと思うんですけど、70万出して、200万出して、俺、金持ちやなと思ってたわけですよ。高いなあと言いながら、出しました。
田中 教尋続きの塾も60万でした。それだけ売上を出させてもらったし、恩返しもあるから、それは払いましょうと。合宿があると聞いて、ゲスト参加やのに手を挙げて「行っていいですか」と。講師もびっくりですよね。
田中 教尋そこでボスに直談判したんです。月商300万を作るのがこの塾の目標なので、もし300万行ったら、講座が終わる前に飛び級で上の塾に行かせてくれませんか、と。いいよ、と言ってもらえて、四ヶ月目は240万でした。
北 奈央(進行)その先で、提案の単位が変わるんですね。
田中 教尋五ヶ月目に、認定講師の人に言われたんです。「本当に患者さんのことを思って提案するんやったら、100万単位の提案を出してもいいんじゃないの」と。それぐらいネジがぶっ飛んでると思うから出してもいいよ、と。それで、88万円のプランを出したんですよ。
田中 教尋そしたら、あっさり「買います」と言われて。
田中 教尋その月の売上が、400万に行きました。自宅ですよ。お金がドンと入ってきて、手も震えるし、俺どうしたらいいんやろうなと思いながら、ドキドキしながら患者さんを見てました。でも、今の自分にできることに全力を注ごう、全知識を注ごうと思って、いろんな学びをしていって、今に至るという感じですかね。
北 奈央(進行)その後は、どうなったんですか。
田中 教尋売上は維持できたんですけど、売り切ってしまったんですよ。7月が70万、8月200万、9月200万、10月240万、11月400万、12月が180万にガンと落ちて、1月が30万でした。
田中 教尋全部の患者さんのリストが、全員買ってるっていう状態だったんです。これはやばいなと思って、いよいよ新規の患者さんが要る、ホームページが必要やってなりました。
全部の患者さんのリストが、全員買ってるっていう状態だったんですよ。
図|自宅サロン時代の売上推移。伸びた理由と、落ちた理由は、じつは同じところにあります。目の前の方に、出し切ったということです。
「うちの場合、必要な単価はいくらなのか」。この逆算を、ご自身のお店の数字で60分だけ一緒にやってみる場を、無料でご用意しています。
Rita体験講座を見る(参加無料)CHAPTER 04怖さは、消さなくていい
田中 教尋ホームページのリリースが4月でした。それまで、制作費の支払いも待ってもらって。すいませんと言って待ってもらって、リリースされてドンと集まってきて、だいたい150万ぐらいのアベレージで稼げるようになりました。単価も、そのタイミングで1万2,960円にしています。
北 奈央(進行)店舗に移られたのは、そのすぐ後ですか。
田中 教尋いや、違います。まだ一年ぐらいかかりました。……店舗に行くのが、怖かったんですよ。
田中 教尋だから売上が止まってるんです。学び始めた年が年商1,350万ぐらいで、二年目が1,450万。めっちゃビビってたんですよ。自宅やし、家賃もかからへんし。
田中 教尋そのときにボスに言われたのが、「そんなことをやってちゃ、店舗を持たないと、守りに行ってちゃ成長はしないね」と。それで、じゃあ見つけに行きますと言って、一緒に不動産を見てもらって、移転しました。家賃が25万円、いきなり増えます。
北 奈央(進行)変動費ではなく、固定費ですもんね。
田中 教尋そうです。手も震えて、いやだって、今アベレージ150万でしょ。それがいきなり125万になるやん、と。めちゃめちゃ勇気を振り絞って行きました。結果は、移転して初年度が2,700万、その翌年が3,200万です。
北 奈央(進行)それは、施術されているのは。
田中 教尋完全に、僕一人です。一人の治療家でも、受付さんがいたら月200万を上げるのは余裕だと思ってます。行かへんかったら、何かが抜けているだけなんです。
北 奈央(進行)時社長は、いかがですか。怖さに打ち勝つとき、意識されていることは。
時 昴いや、もう私は強くないですよ。強くないからこそ、本当は強いかもしれんなということは思うことはあって。前提として私は、超ネガティブシンキングなんです。
時 昴怖いからこそ、ネガティブを愛する力がめっちゃあって。ネガティブに一旦、振り切るんですよね。チャレンジするときも、最悪だったらどうなるのか。不安の正体さえ分かれば、怖くないわけじゃないですか。不安が分からないから、怖い。
時 昴これでいいんやなと思わせてくれたことがあって。比叡山延暦寺の阿闍梨さんに、ポジティブシンキングとネガティブシンキング、どちらの考えを持ったらいいですかと聞いたんです。そうしたら「私は、超ネガティブシンキングです」と。
時 昴千日回峰行の七百日目に、堂入りという行があります。九日間、食べない、飲まない、寝ない、横にならない。三日水を絶てば医学的には死を迎えると言われている中で、それでもなぜ生きて出てこられるのか。最悪の状態を全部、ありありとイメージして、全部準備したからこそ成し遂げられた話ですよね。
いちばん最悪なシナリオを、どこまでリアルにイメージできるか。
そこまで考えた上で、リスク回避を全部して準備していたら、もう怖くないですよね。
時 昴固定費は、経営者にとって本当に怖いところです。私も当時、コラボ滋賀という蜂の巣みたいなシェアオフィスに、三年間居させてもらいました。家賃3万円です。展示会ではそこそこ大きなブースをやりながら、事務所は3万円。口が裂けても言えないという感じでした。
時 昴でも、自分の身の丈をしっかり知りながら、徐々にチャレンジしていくというところは、すごく良かったなと思っています。デッドラインも決まっていたので、そこから逆算して一年ぐらい前から準備していました。えいやっ、ではないんです。
時 昴それでも、怖さしかなかったですよ。ただ、その前にいろんな分岐点があって。その分岐点は、やっぱり人だと思いますね。この人たちと一緒に伸びていきたい、という思いで移りました。
CHAPTER 05「はい、知ってます」
北 奈央(進行)単価を上げていっても選ばれ続ける。それは、いかにプロであり続けるかということなのかなと思っていて。お二人にとって、プロとは何でしょうか。
田中 教尋実際に患者さんに言われることで言うと、僕は15分で1万9,800円いただいてるので、高いですよね。三年、四年と通ってくださっている患者さんに、通院間隔を詰めてくださいとお伝えすると、「でも、高いんですよ」と言われるわけです。
田中 教尋はい、知ってます。で、治したいのか、この痛みをちょっと引きずりながら、気にしながら生活するのか。どっちがいいですか。……そこまで、患者さんやお客さんに言えますかね、という話なんです。
はい、知ってます。
で、治したいのか、この痛みを引きずりながら生活するのか。どっちがいいですか。
北 奈央(進行)先生、嫌なことでも普通に言われますもんね。
田中 教尋嫌われたら、そりゃショックですよ。意外とうさぎちゃんみたいな性格をしてるんで。でも、その人が僕の家族やったら、自分の家族やったら言うよな、ということは絶対に言います。だって、こうしたほうが早く治るんやから。
田中 教尋言い方はちょっと偉そうですけど、通わせてあげるか、通っていただくか。通っていただいたら、この人の人生が輝くのか、輝かないのか。どっちなんと聞かれたら、絶対輝くやん、という自信がある。だったら、来てもらわないとね、と思っています。
北 奈央(進行)それは、高単価の商品でも、低単価の商品でも同じですか。
田中 教尋同じです。高単価とか低単価で分けるから、ややこしくなるだけで。こっちの勝手な勘違い、勝手な解釈なんですよ。自分の頭の中で、高単価だ、低単価だって勝手に決めてるじゃないですか。
田中 教尋僕が1万円に値上げしたときも、「まだ安いと思ってました」と言われたぐらいですから。うちに五年ぐらいで750万ほどお預けくださっている患者さんもいらっしゃいますけど、高いとは思っておられないでしょうね。ずっと来てくださっているので。
19,800円という値段を、下から支えているもの
図|値段は、いちばん最後に乗るものです。下の三つが細いまま価格だけを上げると、それは値上げではなく、裏切りになります。
時 昴今のお話を聞きながら、本当に太陽のようなエネルギーだなと思っていました。私は今、健全に比較したんです。じゃあ私は何かなと考えて、この太陽の人がいるからこそ、私は月でありたいなと、めっちゃ思ったんですよ。
時 昴太陽はみんなから尊敬される。一方で月は、照らされている存在ですよね。お客様、社員、仕入先の皆さん。私は皆さんの月でありたい。一隅を照らす灯火でありたいなということを思っています。
時 昴どこで生きていくのかを、まず決める。その道を歩み始めたら、もうそれでプロやと思うんですよ。自分がこうありたいという道しるべが言語化されたら、強いと思いますね。
オーナー本人はできる。では、スタッフに同じ提案をしてもらうには。
「大切な人や家族だったらどう提案するか、という視点は分かります。ただ、それを従業員にも同じレベルで実践してもらうとなると、難しさを感じるオーナーさんも多いのではないでしょうか」──当日、参加者の木村先生から寄せられたご質問です。
あなたの「強み」は、何ですか。
対談の途中、参加者の皆さまにチャットでご自身の強みを書き出していただきました。以下は、その一部です。
ご自身の強みが、まだ言葉になっていなくても大丈夫です。時は当日、こう話しています。「本当にやり切らないと、強みなんて出てこない。いろんな壁にぶち当たっていって、結果的にこれやな、と気づけるのが強みだと思う」。
LAST CHAPTER汗だまりと、伴走
北 奈央(進行)その強さの根底には、何があるんでしょうか。何をエネルギーにされているのか、伺いたいです。
田中 教尋僕の父が、競輪選手やったんですよね。プロで26年間、現役を続けて、46歳で引退して、その5年後に亡くなりました。僕が21歳のときです。
田中 教尋競輪選手なので、子どものころから練習場に連れて行ってもらうわけです。ローラーの上に乗って、動かずに自転車を漕ぐやつがありますよね。父は、それに2時間ぐらい乗っている。動かへんから、ずっと汗が落ちるじゃないですか。
田中 教尋汗だまりが、できてるんですよ。
後にも先にも、あんな汗だまりは見たことがなくて。
田中 教尋高校二年の夏に、初めて父と一緒に自転車に乗せてもらったんです。先頭交代をしながら走るんですけど、もう、ぶっちぎられるんですよ。悔しくて。そのときに、子どものころに見たあの汗だまりの記憶が蘇るわけです。あんだけ汗だまりができるぐらい練習してるんやから、勝てるわけないかと。
田中 教尋父はいつも言っていました。自分は損してでも、人に徳を積め。人のためを思っていたら、必ず自分に返ってくるからな、と。父はその通りにやっている人でした。
田中 教尋親孝行ができる前に、父は亡くなってしまったので。今この人生の中で、僕が大きな成果を残すことが、まずは親孝行になるなと思って、努力しています。
北 奈央(進行)最後に、お一人ずつメッセージをお願いします。
田中 教尋絶対にこの人は良くなる人だ、というところから関わっていってほしいんです。人間には、良くなろうとする力がちゃんと働いていますから。そこを信じて、患者さんと二人三脚で走っていく。
田中 教尋寄り添う、という言葉が世の中にはあります。でも僕は、伴走します、と言うんです。寄り添うだけだと、恐れて止まっている人と、一緒に止まってしまうことになるので。ちょっと頑張っていこうよ、と気づける関わりを意識しています。
寄り添うだけやと、恐れて止まってる人と、一緒に止まってしまう。
だから僕は、伴走しますと言うんです。
時 昴ポキポキ先生の根底には、本当に大事な思いがあって、それを現象化して、そしてお父様への恩送りをしていらっしゃる。それが今のすべてを作っているんじゃないかなと思います。
時 昴それぞれの皆さんが、この元を知る。元を知って、そして末を乱さずに、皆さんのお客様までしっかりと幸せにしていく。
時 昴そして、高単価もなぜなのかというと、それもお客様との約束であり、そしてこちらの覚悟である。私も、たくさん学ばせてもらいました。
高単価もなぜなのかというと、
それもお客様との約束であり、そしてこちらの覚悟である。
この90分で語られたのは、値上げのテクニックではありませんでした。
1,200円が19,800円になるまでに起きていたのは、価格の話ではなく、順番の話です。目標から逆算して必要な単価を出す。その値段を自分が言い切れるところまで、学び、練習し、積み上げる。そのうえで、迷わずに伝える。この順番を通ったから、お客様は離れなかった。順番を飛ばして価格だけを動かせば、それは同じ行為でも、まったく別のものになります。
そして、怖さは消えていませんでした。手は震えていたし、店舗に移るまでに一年かかっているし、プレッシャーで体を壊してもいる。怖いまま、準備をして、進んだ。ここが、この対談のいちばん正直なところだったと思います。
元を知って、末を乱さず。汗だまりを見た人が、いま誰かの隣を走っている。値段の話から始まって、最後にたどり着いたのは、やはり在り方でした。
テクニックを手放したとき、人は紹介され、熱狂的なファンが生まれる。
vol.1 のゲストは、THE ROOTS の木村凌さん。紹介が止まらなくなった転機と、自信の正体を扱っています。
じつは vol.1 の実践ワークで、参加者としてこんな言葉を寄せてくださった方がいました。──「どこ行っても良くならないなら、頼ってみて。高いけど確実に良くしてくれるよ」。ポキポキ先生、つまり今回のゲストである田中先生ご本人です。
「こう紹介されたい」と言葉にした人が、いま「実際に値段を上げても選ばれ続けた人」として話している。二本続けてお読みいただくと、そこが繋がります。
Ritaマーケティングの四階層でいうと、今日の話はどこにあたるのか
Ritaマーケティングでは、経営を四つの階層で整理します。根(何のために)、軸(誰に何を約束するか)、戦略(数字で決める)、行動(明日、何をするか)。この対談で語られたことを当てはめると、こうなります。
図|根・幹・枝・実。Rita実践ラボは、この四階層を毎週ひとつずつ、ご自身のお店の言葉と数字に置き換えていく場です。
体験講座では、このうち「枝」の入口にあたる部分を、60分だけご一緒します。固定費 ÷ 粗利率で毎月の最低ラインを出す。10%の値引きが利益に何をするのかを見る。数字が得意でなくても大丈夫です。数字を、経営の味方にする。書けないことが分かるところが、その第一歩です。
その値段を、言い切れる自分になる。
必要な単価は、逆算すれば出ます。難しいのは、その数字を自分が引き受けられるかどうかです。
Ritaマーケティングは、在り方(根)から行動までを、毎週ひとつずつ実践に変えていく学びの場です。
まずは体験講座で、実際の朝活と同じ進め方を60分だけご体験ください。参加費は無料です。
- 9/17(木)
- 19:00–20:00 利益編 ── お金が残らないのは、なぜか
- 9/18(金)
- 16:30–18:30 特別開催(120分)利益編・拡大版
- 9/23(水)
- 5:30–6:30 利益編
- 9/23(水)
- 19:00–20:00 売上編 ── 穴の空いたバケツに、水を注いでいませんか
- 9/30(水)
- 5:30–6:30 売上編
すべてオンライン(Zoom)/参加費無料。
朝5:30の回は、開店前に終わる時間帯として設けています。ご都合のよい回をお選びいただけます。